ZAKIOLOGY

学ぶ楽しさを探求する

我慢という名の現状維持から抜け出すためのサイコパス

今我慢しておけば、いつか報われる。

みたいなことを言う大人がいる。

でも、どう考えても、我慢していればいつか報われる、

というのは嘘なのではないか、と思えてしまう。

 

というのも、最近ハマっている「サイコパスダイアリー」

 

https://i.fod.fujitv.co.jp/pc/image/ep/4s20/wbhjfr_4s20_cxbg_001_wm.jpg

という韓国ドラマでは、

優しい主人公が我慢を重ねて生きていたときに、

殺人現場を目撃してしまう。

そこでサイコパスの殺人鬼の日記帳を拾ってしまう。

その直後に主人公は事故にあい、記憶を失う。

記憶を失った主人公は、その日記が自分のものであると思い込み、

我慢をし続ける人生とは真逆の価値観に触れる。

という物語だ。

 

まだ見ている途中なので、結末は知らないが、

たぶん主人公は、優しさと厳しさを兼ね備えた人物に成長するのではないか、と予想している。

人間というのは、優しさだけではダメだ。

ときに厳しくすることができる強さがないといけない。

 

サイコパスというのは、少し極端かもしれないが、

サイコパスの思考回路を優しすぎる人は取り入れることが必要なのかも知れない。

どこか狂気じみた思考を自分の中に取り入れることによって、

優しすぎる自分を守ることができる。

 

物語の中でも、主人公はサイコパスな演技をうまく取り入れて、

他人になめられるのではなく、逆にびびらせることができるようになる。

相手に侮られるのは優しすぎるが故でもあるが、

相手をつけあがらせるのは良くない。

 

相手をつけあがらせるのではなく、

お互いにある程度の緊張状態を保ち、

敬意と尊厳を保った状態でのコミュニケーションが対等なコミュニケーションだと言える。

 

そういう意味でも、我慢し続けるのではなく、

我慢を強いてくるような人物には毅然とした態度をとり、なめられないようにする強さも人生には必要なのかもしれない。