最近気になるのが、無駄なデジタル化
DX、DX、DX
と叫ばれているからか、
無駄にデジタル化しているところがある。
一番謎なのは、大学の食堂の支払いである。
今までICカードでの決済が使えたり、
クレジットでの決済、現金での決済が可能だった。
ところが、ICカードが廃止になり、
スマホ決済と現金決済のみになってしまった。
本当にバカなのか、と思った。
ICカードでの決済で十分機能していたし、
カードでの決済の方が直感的で確実だ。
それなのに、カードをわざわざ廃止して、
スマホ決済のみにしてしまうあたり、
本当に頓馬だなと思ってしまった。
しかも、無駄なシステムの導入のために、
食堂のおばちゃんたちは大変苦労しているように見える。
スマホのバーコードを読み込むための機械は
めちゃくちゃ脆弱で、割と頻繁にバーコードが読み込めないというトラブルが発生していて、
何のためのデジタル化なのか、まったくわからない。
日本人は本当にバカだから、無駄なポーズをとりたがる。
デジタル化しているよ。という体をとりたいだけ。
ほかにもこの手の無駄なデジタル化はあって、
飲食店において、モバイルオーダーもそれにあたる。
モバイルオーダーには必要性がない。
直接店員にオーダーした方が確実だ。
モバイルオーダーにしたところで、
店員がお客さんのところに行くという移動のみが省かれるだけで、
むしろシステムが機能しないときの対応の方が煩わしいに違いない。
挙げ句、システムが機能しない場合、
店員が直接オーダーをとることになるわけだ。
だったら、最初からモバイルオーダーなどしない方が効率的では?
よほどの大手チェーン店でもない限り、
システムをちゃんと組むことができないし、
そのシステムを導入するほどの価値はないと僕は思う。
お客さんの側もそれに適応することを強制されるわけで、
高齢者に対する暴力でしかない。
そもそも飲食店にわざわざ出向いているのだから、
デジタル化もクソもないような気がしてしまう。
こういう無駄なデジタル化はやめるべきで、
DXという言葉の一人歩き感がいなめない。