ZAKIOLOGY

学ぶ楽しさを探求する

森博嗣氏の「ツシリーズ」を読むと、年の瀬だなーと感じる。

今年も例年通り、ツシリーズが出版された。

 

僕は大学2年の頃から、ツシリーズを読み始め、

今年で3年目のツシリーズと迎える年の瀬である。

ツシリーズについて知らない方もいるだろうから、

一応説明しておく。

正式には、クリームシリーズと呼ばれているらしいが、

毎回、ツから始まるタイトルのシリーズだから、

僕はツシリーズと呼んでいる。

kodanshabunko.com

このシリーズは、森博嗣版Twitterみたいな感じで、

Twitterよりは何倍か長い文章だが、

森博嗣のつぶやきが100個収録されている。

 

僕は、森博嗣氏の文章が好きだ。

がんばろうとしていなくて、

淡々としていて、

僕が持っていない視点を提供してくれるから。

 

いくつか、面白かったものを紹介しようと思う。

 

  • 「褒めて育てる」神話は、科学的に否定されているが、信仰はまだされている。
  • 「戦争を語り継ぐ」という場合、何故か日本人は被害者になっている。
  • 「自分との戦い」って何なの? そういうものが本当にあるわけ?
  • 日本人の平均年収が低いというデータは、何を意味するのか?

 

僕はてっきり、森博嗣氏は感情が一切ぶれないロボットのような人間だと思っていたから、

犬を叱ったりするということが書かれていて、驚いた。

犬だけではなく、森博嗣氏のお子さんも叱って育てたらしい。

 

意外だなー。と思った。

森博嗣氏は子育てとか興味ないだろうなー。と思っていたけれど、

ちゃんと結婚はしているようだし、子育ても経験したらしい。

 

森博嗣氏が結婚したくなるような相手って、どんな人なのだろう?

森博嗣氏が育てた子どもはどんな風に育つのだろう?

多少失礼なことではあるかもしれないが、

そんなことを考えてしまう。

 

僕が思っているより、普通に結婚したのかもしれない。

普通に、って何?って森博嗣氏からツッコまれそうな気分だが、

世間一般で言われるように、

恋愛をし、家族同士で食事などをし、結婚式をし、et ceteraをしたのかも。という意味である。

 

森博嗣氏は僕の中では変人で、

99%の日本人からすれば、森博嗣氏は変人という認識になると思う。

僕は森博嗣氏以上に本を出し続けている著者を知らない。

たぶん存在はするのだろうけれど、故人なのではないだろうか。

現存する人間において、森博嗣氏は最も本を出しているのではないか、と思う。

 

森博嗣氏の執筆スピードは明らかに異常だ。

本当におかしい。

 

ツシリーズも毎年3月に書き終えているらしい。

 

本当にすごいなーと思う。

 

最近、卒業論文を書き始めた。

12月初旬まで実験をやっていたため、

最近書き始めたところである。

 

森博嗣氏は、論文を5日?1週間?くらいで書き終えていたらしい。

え?本当に?

という感じである。

 

まあ、B4の段階ではわかっていないことだらけで、

論文は全然読めていないし、

何を書けば良いのかわからない。

 

だから進まないっていうこともあると思う。

 

だがしかし、5日?笑

嘘だろ、と言いたい。

いや叫びたい。

でも森博嗣氏ならば、できそうなのも、さらに怖い。

 

そんなに書くスピードが速く、かつ面白いのに、

別に書きたいと思っていないのが、

さらに森博嗣氏を変な人にしているような気がする。

 

一年間、世間というものの中で常識に縛られながら生きてきた人。

そういう人にこそオススメしたい。

森博嗣氏のような自分の思考の枠の範囲外に存在する人の考えたことにふれるのは、

面白いことだと思うし、考え方をより柔軟にしていくことに役立つと思う。