友達と話していて思うのは、
高度なボケの応酬ができる人と仲良くなれるということ。
高度なボケというのは、
単に学問的なわけではなくて、
めっちゃニッチなボケということ。
例えば、エヴァファンだけに通じるボケ
とか。
めっちゃ白い服であらわれた人に対して、
疑似神化形態を超えてる!
っていうボケは
エヴァファンにしか通用しないだろうし、
心の壁を感じたときに、
あれ?アンチATフィールド展開してるのになぁ。
お前のATフィールド硬すぎん?
とか。
こういうのを高度なボケという。
何かボケをするときに、
ある一定のグループの人にしか通用しない用語を出してくる。
そういう独自の共通言語を用いたボケを高度なボケというのだろう。
そして、その共通言語を用いることのできるニッチ感はものすごく楽しい。
たぶん仲良くなるとは、その人たちだけの共通言語を作っていくことなのかもしれない。
なんか三兄弟に出会ったら、おお、カラマーゾフやん笑笑
と言いたくなるし、
その末っ子には絶対にアリョーシャとあだ名をつけたい。
村上春樹ファンなら、
あるいは、とか、
ある意味においては、とか、
を使いたくなるだろうか。
もしくは、パン屋を襲撃したくなるかもしれない。
朝井リョウファンなら、
母親の奇抜さを語りたくなるだろうし、
心の声を文字に変換するのが上手くなるかもしれない。
ある人には爆笑、
ある人には苦笑、
そのまたある人には怪訝。
そんなボケをしたい。