ZAKIOLOGY

学ぶ楽しさを探求する

未知の領域に挑戦していくときのソクラテス

最近はずっーーーーと実験の準備をしている。

かなり大規模な実験だから、仕方ないのだけれど、

そういえば実験はまだ始まってないんだった。っていう変なことを考えてしまう。

 

実験の準備のほうが、実験より長いのでは?と疑いたくなるほどである。

 

試験管でボンッみたいな実験ではなく、

人より数倍大きい箱を真空にして、

ターゲットを置いて、

そこにめっちゃ強いレーザーを当てる。

そのため、ボンッ程度ではない。

ドカンッ程度でもない。

ドンッ!!!程度でもない。

いや、それはワンピースの効果音!

ってツッコんでほしい。

 

そんで、本題は、

未知の領域に挑戦していくときの外圧についてである。

 

僕にとっては全く未知の領域に足を踏み入れている。

ネジの種類からして意味不明なところからスタートだった。

あれとって!のあれがわからない。

養生テープというものも知らなかった。

つい昨日、養生テープの養生は、この養生だったのね。

と思った次第である。

 

それほど自分の知らない世界に足を踏み入れるのは大変なことだと思う。

 

そんなん知らんがな!と叫ぶのは正しい。

だって知らないのだもの。

知らんかったがな!のほうが適切である。

知らなかったのだから。

でも、知らなかった、の方が良い。

いま知った!ということの裏返しなのだから。

 

未知の領域を開拓していくのは、知らんかったがな!の連続で、

朝の連ドラよりも連続して知らないことが立ち現れてくる。

 

ああ、俺、無知やわ。

と知るのである。

 

いやはや、これが、ソクラテスの境地なのか笑笑

 

ソクラテスもたしかに知らない世界に挑戦していくバイタリティは持っていたに違いない。

僕らの知らない速度で知らないことを知っていったのであろう。

 

よう!ソクラテス!

俺も今頑張ってるぜ。

あなたが生きた世界よりももっと複雑で意味の分からない世の中になってるぜ。

一生勉強しても、なにもわからないんだよ。

すごい世の中だよね。

ソクラテスも一緒にこの世界に来てみたらいいのにね。

と言ってあげたい。

教えてあげたい。

俺の研究内容を。