ZAKIOLOGY

学ぶ楽しさを探求する

日本を救う貯金しない主義について

僕は貯金しない主義である。

まあ、学生だから当たり前なのかもしれないけれど、

今月もピンチである。

おそらく今月は5千円も残らないだろう。

 

ある程度の貯金をすることを否定しているわけではない。

貯めすぎていることが問題だ。

 

僕は貯金しない。

しないというより、できないのである。

行きたいセミナーはたくさんあるし、

行きたい場所もたくさんあるし、

食べたいものもたくさんあるし、

会いたい人もある程度いるし、

飲みたいお酒も山のように存在している。

だから、どんだけ節約しても、

お金は流れて行ってしまうのである。

 

当たり前っちゃ当たり前の話。

 

でも、これは大事なことであるとも思うのだ。

多くの大人は貯金しろ!!という。

それは正しいと思うし、別に反論する気はない。

でも考えてみてほしい。

すべての人が、贅沢をやめて貯金する世の中を。

 

贅沢をやめて貯金するということは、

それは経済を回さないということになる。

貯金して投資するというのなら話は別だが、

多くの日本人は貯金したら貯金したままだろう。

 

貯金したまま貯めておくというのは、

経済を殺しているのである。

 

世の中にお金が回らなければ、

それは多くの人を苦しめることになる。

 

僕がもし、飲みたいお酒を我慢するようになったら?

灘にある酒造メーカーは月に1万円くらいの損失を受けることになるだろう。

僕がもし、本を古本で買ったり、節約し始めたら?

書店や出版、印刷会社などの関連産業は毎月3万円くらいの損失を受けることになる。

 

このように、僕がお金を貯めないことで助かっている産業の方々もいらっしゃるわけだ。

なぜ、僕は古本を買わないのか、

それは、出版社に生き残ってほしいからにほかならない。

これからも良い本を世に送り出してほしいからにほかならない。

 

そういう思いをお金という物質に乗せて、快く使っているのである。

 

だから、そういう産業の方々は僕に感謝すべき!とまでは言わないけれど、

そういう産業の方々は、貯金せよ!などとは決して僕に言わないことだ。

もっと使ってください!!と懇願してくるぐらい獰猛で良い。

 

そもそもお金というものを考えたときに、

「流れ(フロー)」が重要だと誰でも気づくはずだ。

 

例えば、一つの経済圏を作ったとする。

そこに100人の人がいて、最初の段階で月に1000万円のフローがあったとする。

その人たちの中では一切貯金しない!というルールを作ったら、

その人たちの間では毎月1000万円が流れ続けることになる。

一人あたり、毎月10万円の収入になるわけだ。

その経済圏の中において、何か農作物を作ったり、飲食店を営んだり、

教育業を営んだり、もろもろのサービスを作り上げて、

人々がその中のサービスのみを使うのであれば、

人々は半永久的に毎月10万円が流れてくることになる。

 

もし、その中にいる能力のある人物が外に稼ぎに行って、

そのお金をその経済圏に持ってきたら、

さらに潤うことになる。

もしくは、外の人がその経済圏のサービスを使ったら、

その経済圏がまるごと潤うことになる。

 

お金の総数が増えるのだから、

その分、たくさんのお金が循環することになる。

もともと1000万円で循環していたのが2000万円になれば、

一人あたり20万円の収入になる。

 

誰も貯金しないという前提に立てば、だが。

 

誰もお金を貯めなければ、そういう経済を構築することも可能だということだ。

まあ、これは社会主義的だし、実現するにはかなりのハードルがあるのだけれど。

 

でも、考えてみれば、日本人は貯金しすぎなのである。

人のためにお金を使わないとも言える。

自分や家族が良ければそれでいい主義なのだ。

日本の伝統産業を守りたいという思いが微塵もない。

 

オタクは自分が応援したいアイドルにはお金を惜しみなくつぎ込むが、

それを他の分野でも行うべきではないだろうか。

 

日本の伝統文化であったり、本当に価値のあるものにお金を惜しみなく使っていくことは日本の伝統を守ることにつながるし、

ひいては、日本を価値ある国にしていくことにもつながる。

そのためには本物を見抜く審美眼はさることながら、知性と教養も欠かせない。

いや、知性や教養は審美眼につながっているから、

まずは知性と教養を身につけるべきだ。

そのためには貯金している場合ではない。

古典を買いあされ!新品で!

神社参拝したらお賽銭には千円札で納めよ!五千円札でも一万円札でも良い!

 

知性を身につけ、本当に価値ある物を残して行くためにも、

貯金しない主義は日本において欠かせないのであるという話。

以上!