これだけは知っておきたい!
気まぐれ古事記①
これから、テキトーに古事記(神話)について書いていくシリーズでもやろうかなと思い、書いております。
たぶん不定期になるので、たまたま目にすることがあったら読んでいただければと思います。
本当に主要な神話だけ扱いますね。
イザナギとイザナミの神話
初回は、イザナギ、イザナミでいこうと思います。
名前くらいは聞いたことあると思いますが、
この二柱(神様は柱と数える)は本当に重要です。
古事記では神世七代という部分で始めて登場します。
イザナギ、イザナミ以前にも神様はたくさん出てきて、
イザナギ、イザナミはその末っ子として現れます。
イザナギ、イザナミ以前は、男女の別がなく、みな独神(ひとりがみ)となりて御身(みみ)を隠してしまいます。
イザナギ、イザナミから、男女の別があり、つまりは「まぐわい」が行われます。
国産みと神産み
有名な文言として、
イザナギがイザナミに、
あなたの体はどうなってるの?
と聞いたところ、
イザナミは、
成り合わない(足りない)ところがある。といい、
そしてイザナギは、
なり余っているところがある。といいます。
それから、余っている部分で合わない部分を埋めて国産みをしよう!と言い始めます。
これが「みとのまぐわい」という神話です。
そこから、日本列島を産んでいきます。
日本列島を産んでいく順番も面白いので、興味がある人は勉強してみてください。(今回は割愛)
日本列島を生み終わったら、
次は神産みが始まります。
ここらへんはめっちゃたくさんの神様が生まれるので、御神名だらけで挫折しがちなのですが、
要は森羅万象すべてに神が宿ると考えて、
いろんな神様が生まれていく!
と覚えておいたら大丈夫です。
で、最後に産んだ火之迦具土(ヒノカグツチ)という神様を生むときに、大やけどを負って、イザナミは死んでしまいます。
そこから、イザナギは泣き叫び、寂しさのあまり、死者の国(黄泉の国)にイザナミを探しに行くのです!
今回はここまで。
次回はイザナギの黄泉がえりと三貴神について書くことになるかと。
参考文献
現代語 古事記 竹田恒泰
古事記 岩波文庫
眠れないほど面白い古事記 三笠書房