「弥栄(いやさか)がなんの暗号かは、自分で考えなさい」
と言われましたが、あれから十年経ってようやくわかりました。
「いや、ますますに栄える」の「いや」は、「嫌だ」「NO」の意味の「いや」ではないかと。
どんなにいいことを学んだり、取り入れたり、実践したとしても、嫌なものをはっきりさせて、口に出したり、遠ざけたり、やめたりしなければ、本当の開運はありません。
料理人 ちこ 著 「願いをかなえる開運ごはん」より
人は習慣の奴隷。
習慣を変えれば人生が変わる。
自己啓発の世界で良く言われることだが、
習慣を変えるということには二種類ある。
「良い習慣を身につける」、「悪い習慣を断ち切る」という二つだ。
「良い習慣を身につける」のは誰でも思いつく。
例えば、食べるものを変える、運動をする、勉強する。
これらはすべて「良い習慣を身につける」行為である。
しかし肝心なのは、「悪い習慣を断ち切る」方だ。
いくら、食べるものを変えても、一日中お菓子を食べていたり、
いくら運動をしても、そもそも摂取カロリーが多すぎたり。
そういう悪い習慣がうまくいかない原因であることは多い。
日本語は非常に多彩で多重で一度食べたら何度も美味しい。
まるでお米みたい。
弥栄という意味の中に、
悪い習慣を断ち切ることで栄えていくという意味が隠されていた。
僕も嫌なことは極力遠ざける。
どれだけ周りの人たちがスイーツを頬張っていても僕は食べないし、
どれだけ周りの人たちがジャンクフードを食べていても、
一人でオーガニック食品を食べる笑
嫌なことを我慢していても後で面倒なことになることはわかっているから、
我慢しないで素知らぬ顔で振る舞ったらいい。
それがあなたの弥栄につながるのだから。
弥栄!