しかしここで重要なのは、わたしたちがものを書こうとする相手は、やはり、その人たちなんです。
いつも心にさざ波が立っていて、落ち着きがなく、ものなんか考えたくもない。
そういう人に向かって文章を書いている。
書き手は、そこを忘れてはいけない。
謙虚でなければならない。
わたしたちは、読書エリートに向けて文章を書いているのではない。
近藤康太郎 著 「三行で撃つ」より引用
僕のブログの読者層なんて全くわからない。
どれくらいの年齢の人がいつどこでどんな目的で読んでいるのかわからない。
たしかに、わかりやすく読者のターゲットを決めて書くときもあるけれど、
こんな風に自由に書き始めることが大半である。
三行で撃つ」の中には文章で生きていくための方法が満載。
まねできない、もしくはまねしたくもないことまで書いてある。
近藤康太郎さん自身がものすごい文筆家なのだと感じた。
文章で生きていくというのは生半可ではない。
ブログで生きていくのも生半可なものではないのだ。