待て待て待て待て!
こんなん見れて良いのか?
っていうくらい出し惜しみしていないのが、もうすごすぎる。
渡辺名人の頭の中を少し垣間見たような気分。
圧倒的なものを見せつけられ、
ちょっと感覚が飛躍した感がある。
AIは評価値を教えてくれるだけで、
なぜという理由を教えてくれるわけではない。
というのは非常にAI論の核心を射抜く言葉で、
説得力がまるで違う。
説得力というのは、完全にその人の背景に拠る。
どれだけのシンプルな言葉であっても、
その人の背負う、激情がその言葉にのる。
AIが発達したら、人間は考えなくても良いのではないか。と思うのは浅い。
結局、AIは計算をしたり、
何かを評価してくれたり、
自動的に作業をこなしてくれるだけだ。
AIが出してきた結果を判断する知性が人間になければ、何も進まない。
どれだけ検索機能が発達したところで、
適切な検索キーワードを打ち込めるだけの知性がなければ全く意味がないのと同じだ。
単なる知識に価値はない。そう思うかも知れないが、実際にはそうではない。
知識量によってその人の検索できるキーワードの範囲が決まるからだ。
結局のところAIを使う側の人間がいかに知性を磨いていくのか。
ということが今後も重要になっていくのは変わらないだろう。
そんなことすら考えさせられる素晴らしい動画でしたのでオススメです!