筆者自身も、「実力アップ問題集」をやりこんだことで数学の偏差値が65を超え、神戸大学にも合格することができました。
非常に思い出深い相棒のような参考書です。
この記事を通して、効果的な使い方を知っていただき、ぜひ成績を上げてほしい!
実力アップ問題集をやる前に
実力アップ問題集はレベルが高い問題集です。
そのため、実力アップ問題集をやる前に、白チャートなどの問題集で基礎を固めておいてください。
共通テストであれば、少なくとも7割、できれば8割はとれるようになっていないと、レベルが合っていないので勉強が進みづらくなってしまいます。
これは数学に限らず、どの教科においても言えることですが、
自分のレベルにあったものを着実にやっていくことが大切です。
無理に背伸びせず、自分の現状を直視する姿勢がめちゃくちゃ大切なんです。
白チャートに関しては、別の記事で解説していますので、参考にしてください!
マセマの参考書シリーズ※買い間違え注意!
マセマのシリーズは少しややこしくて、買い間違えることもあるので気をつけていただきたいのですが、
僕がオススメするのは、「合格!数学 実力UP!問題集」の方で、「合格!数学」シリーズではないです。(この記事ではわかりやすく「実力アップ問題集」と書いています)
「合格!数学」シリーズは、講義形式の参考書という位置づけで、解説中心です。
そのため問題数が少なくなっています。
ただ、マセマの参考書は、問題集でも解説が詳しすぎるくらいなので、問題集だけで全然大丈夫です。
あと、「実力アップ問題集」よりも上のレベルの問題集もありますが、
東大京大を目指す人でも特に数学が得意な人以外はやる必要がありません。
難問にこだわると無限に時間がかかるので、無駄に浪人することになってしまいます。
実力アップ問題集レベルの問題集を繰り返し解くことが最善ですので、ぜひ手に取ってみてほしいと思います。
以下に、引用しておきますが、マセマから出ているロードマップがわかりやすいので、参考にしてください。
具体的な使い方
一周目は実際に解いて「仕分け」します。次のマークをつけて日付を書きましょう。
- ◎→完璧に解けるし、理解もできている
- ○→だいたい解けるけど、少し不安
- △→理解はできるけど、解けない
- ×→理解もできない
一周目で◎がついたらとりあえず、次からは飛ばして、週末などに週一回ぐらいの頻度で目を通す程度にします。
そして、2周目からは◯と△と×を何回も反復していき、◎になるまで反復していきましょう。
白チャートと異なる点は、入試問題を扱っているので、手書きで解く回数を多めにやっておいたほうが良いです。
入試問題を解くための体力を付けるためにも、セルフレクチャーで解法をだいたい覚えたら、最後まで自力で解けるようにしておきましょう!
問題を解くときのポイント
あとは、解くときに気をつけた方が良いことを紹介します。
問題を解くときは、なるべく「試す」ことを大事にしてください!
解法が少しあやふやであったとしても、少し踏ん張ってやってみる。
そういう姿勢を大切にしてほしいと思います。
数学の得意な人にはそういうクセが身についているので、
たとえ難しそうに思える問題でも、挑戦してみるように心がけてください。
詳しくは「数学の得意な人のクセ」という記事で書いていますので、参考にしてください。
実力アップ問題集をやりこめば、間違いなく成績は爆上がりします。
ぜひ、この記事を生かして、勉強を頑張ってみてほしいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!