こんばんは。
おざきです。
今回は、千田琢哉著 「大好きなことで、食べていく方法を教えよう。」
を読んで、感動したので、レビューしていきます!
「好きなことで生きていく」という言葉が広まって久しいですよね。
そんな中でも、
「そんなのは理想論だ」
と思ったり、
「本当は、好きなことをしたいけど現実的に無理」
という人も多いのではないでしょうか?
僕も、本当は大学でもっと自由に学びたいし、
もっとたくさん本を読みたいです。
そんな「煮え切らない思い」を抱いている人には、この本がとてもオススメです。
僕がこの本から得たヒントの中から特に「これは良い!」と思った部分を三つほど、紹介します。
小学校の通信簿の担任からのコメントにヒントあり
千田さんは、他の本でもそうですが、
過去に自分が好きだったこと、
過去に夢中になっていたこと、
に好きなことで生きていくためのヒントがある。
とおっしゃっています。
僕もこれは本当にそうだと思っていて、
今こうしてブログを書いていますが、
小学生のとき、
感想文の作成スピードが異様に早かったんですよね。
なんかいろいろな場面で感想文を書かされることが多かったんですけど、
いつも誰よりも早く作文を書き上げていたように記憶しています。
ブログを始めたときには気づきませんでしたが、
「言われてみれば、たしかに文章を書くのは好きだったな」
みたいな感じで、あとから気づかされました。
で、この「小学校の通信簿の担任からのコメントにヒントあり」
っていうのは、
小学校のときに自分がどういう風に大人から見られていたのか?
を知ることで、自分の特性を知ることができる。
ということです。
本書では次のように書かれています。
「三つ子の魂百まで」という言葉もあるが、小学生の頃というのは意外にも自分の好きなことの根っこを作っている、本質に気づかされることが多い。
僕が思うに、
小学生のころというのは、本来性で生きているので、いい意味で世間体を意識していないし、集合的無意識の悪影響を受けていないから本音がよく現れている。
ということだと思いました。
だから、小学生のころの自分というのを思い出すことによって、
自分の内に秘めた才能や本質に気づく。
そうすると、大好きなことで生きていくためのヒントが得られるんですね。
自分がこれまでしてきた決断のパターンを虚心坦懐に思い出す
千田さんは、本書の中で人の決断には二つのパターンがある。と言っていて、
①世間体を重んじた決断
②世間体を無視した決断
という二つです。
この二つの決断について次のようにおっしゃっています。
前者の決断が悪くて後者の決断が良いというわけではない。
ただ決断には二つの種類があるという、ありのままの事実を知ってもらいたいだけである。
ここで大切なことは、誰にでも人生に一度くらいは後者の決断をした経験があるということだ。
つまり正しいことよりも好きなことを選んでしまった経験である。
うっかり好きなことをして痛い目に遭った人もいれば、意外にうまく事が進んだ人もいるだろう。
成功したか失敗したかは問題ではない。
あなたの好きなことというのは、あなたがうっかり間違えて好きなことを選んでしまったことを思い出せばいいという話をしているのだ。
ぼくも、人生を振り返ってみると、
世間体を重んじた決断(親の顔色をうかがった決断)と世間体を無視した決断(親の嫌がる決断)の二つしかしていなかったなと思います。
人って大きくなるにつれて決断することを求められるライフイベントに数多く出くわすと思うんですが、
大きくなるにつれて世間体に影響を受けたり、「いい子ちゃん」を演じることが上手になっていきますよね。
そんな中でも本音を通した瞬間、自分の軸を貫いた瞬間を思い出すと、
進むべき道が見えてくるんだと思います。
素直な人は気づかせてもらえる
これは究極的なことですが、
本当にその通りだと思います。
素直な人は本当にチャンスを得やすい。
これは自意識過剰かもしれませんが、
僕は普通の人よりもかなり素直な人間だと勝手に思っています。
僕は素直だったからいろんなチャンスを与えてもらったし、
素直だから得したことがかなりたくさんあります。
本書では次のように書かれています。
結局のところ、知恵を授かるかどうかは頭の良さではなく素直さにある。
これには激しく同意するところであります。
本質的に素直な人は信頼を得やすいです。
素直に好きと伝えられる人、素直に嫌いと伝えられる人。
そういう人は信頼されます。
神様だって素直な人を応援したくなるものです。
神道では、「偶然は神なり」
という思想がありますが、
偶然起きた出来事に気づきや悟りを得られる人は明らかに素直な人です。
神様を信じるか信じないかではなく、
神様がいるとして、素直な人とひん曲がった人、どっちを応援したくなるだろうか?
と考えてみることです。
答えは明らかですよね。
最後に
この本にはこの記事では紹介しきれないほどのヒントや気づきがありました。
本当に素晴らしい本だったので、とてもオススメです。
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