ZAKIOLOGY

受験生から大人まで勉強を楽しみたい人のために

中村天風の言葉の威力に畏敬の念を抱いた

前から、気にはなっていたものの食わず嫌いをしていた本の著者の一人に中村天風がいる。

運命を拓く (講談社文庫)

中村天風という名前だけで、なんかすごそうだし、実際本もすごかった。

僕が読んだのは、「運命を拓く」という本。中村天風の本の中には一万円を超えるような本もあるが、「運命を拓く」は文庫本で手に入りやすい。この本には、運命の誦句や勇気の誦句というような感じで、中村天風流のマントラ的な言葉が各章の最後に載っているのだが、音読するとなぜか力がみなぎる感がある。

いろいろなビジネス書や自己啓発書に「自己肯定感を高めるためにはー」というテクニックがたくさん載っているし、いろいろ実践したりしてはみたものの、この中村天風の誦句を唱えるだけで解決してしまうのではないかと思った。

 

その誦句の中でも、修道大悟の誦句が際立っていて、自分は天地自然に恵まれている奇跡の中で生きることができている。悩みなんてちっぽけなものだ。そんなちっぽけなもので悩み苦しんだ日々から脱出し、明るく朗かに生きていこう!と決心できるような内容でした。

 

全文引用すると長くなるので、一部だけ引用してみます。

修道大悟の誦句

そもさん、われら、かりそめにも、天地の因縁に恵まれて、万物の霊長たる人間として、この大宇宙の中に生まれし以上、まず、第一に知らねばならぬことは、人生に絡まり存在する幽玄微妙なる宇宙真理なり。

誠や、この自覚を正しく厳かになし得なば、あえて求めずとても、その身を健やかに、その運命を和やかにするを得ん。

 

 

 

○○なり。や、○○せん。のような昔ながらの言葉の方が唱えていて力がこもりやすいというか、現代語よりも丹田に力がこもるような気がします。

 

中村天風は本の中でたびたび実践躬行という言葉を用いていました。理論として学んだことを自らやってみるという意味ですが、本の内容を一つでも二つでも実践してみようと思います。

全部やるのは大変なので、ピンときたものを日常に取り入れてみようと思います。