ZAKIOLOGY

読書大好き大学生の雑記ブログ

中学生の頃からずっと大好きな名著!影法師

こんにちは。

おざきです。

今回は、僕が人生において一番影響を受けた小説「影法師」を紹介していきます。

 

影法師 (講談社文庫)

この本は、中学生のときに読み込んだ本の一つで、たしか中学二年生のころに2回から3回くらいは読みました。

今もちょうど読み返しており、やはり名作だなと思うところが多く、振り返ってみれば、一番影響を受けた一冊のようにも感じます。

 

この本のあらすじ

影法師とは、

光が当たって物に映っている人の影。

のことで、この本の中で出てくる彦四郎のことです。

主人公は、戸田勘一。その親友が磯貝彦四郎です。

物語の大枠はこの二人を中心に動いていきます。

この本の時代背景は、江戸時代。武士社会を描いた作品になっています。

百田作品といえば、時代背景や背景知識の宝庫ですが、この本も例に漏れず、武士社会の知識の宝庫になっています。

本当に詳細に記述されていて、この本を読み込むだけで、江戸時代の情景や考え方、身分社会の感覚がわかってくると思います。

武士と言えば、武士道ですが、かなり武士道精神についても物語に映っていて、非常に勉強になりました。

幼い頃から剣道をやっていたこともあり、武士道精神についてはかなりなじみ深いのですが、この本を読んだことでさらに理解が深まっていたのだと思います。

物語は、磯貝彦四郎が亡くなっていたことが勘一に告げられることから始まります。

なぜ、彦四郎が死んだのか。ということを明らかにしていくという物語で、最後にその理由が明かされるのですが、非常に感動します!

その理由については実際に本を読んでみてほしいと思います。

武士の生き様

この本の趣旨の一つとして、武士の生き様があげられると思います。

勘一をはじめ、彦四郎、勘一の父など、それぞれが、強い思いを持って、生き抜いていく。

武士の生き様は本当にかっこいい!

それを伝えるための本だとも言えるのではないでしょうか。

 

武士道精神はそのまま剣道の心構えに生きる

影法師は、すべての剣道家、武道家におすすめしたい。

この本に映っている武士道精神、武士の生き様、戦い方、生き方をまねしていくと、本当に美しい生き方そのものが実践できると思う。

中学生のころにこの本を読んだことで、僕はそのときからずっと剣道の目標は美しい剣道を貫くことにしています。

美しい構え、美しい姿勢、美しい立ち姿。すべてに美しさを追求する。それが武士道です。

究極の美意識にこそ武士道精神があります。

剣道で美を追究することで、生活そのものも美しいものにしていかなければならない。

すると生き方そのものを美しいものにしていこうという気になってくる。

武士道精神をここまで忠実に物語にできるのが本当にすごい。

最近の世の中では美意識の欠如が甚だしい。

外見に対する美意識だけが増幅し、内面や立ち振る舞いへの美意識は縮小するばかりです。

今こそ、原点に返るとき。令和とはゼロで和する。ゼロとは原点中の原点。

僕は日本人の原点は武士道にあると思うので、武士道に立ち返るときだと思っています。

元服が15歳だからこそ、子供でもよく考える

武士社会では、15歳で大人と認められます。

つまり、たったの15歳で大人としての振るまいや、大人としての責任がつきまとうわけです。

そうなると、おさないころから武芸と勉学に励むことになる。

元服が15歳という若さのために、物語でも感じますが、子供でもものすごく考えているのです。

この物語では15歳の勘一は、すでに将来やるべき政策について考えています。

今の時代には考えられません。

精神的な自立が本当に早かったんだなと思います。

昨今は、高学歴ニートをはじめ、20歳を超えてもずっと親に頼り切り、経済的に依存するのは仕方ないにしても、精神的に自立できていない大人が増えています。

武士社会ではあり得ないことです。

武士の社会よりも豊かで食うに困らない社会なのにもかかわらず、一人前の大人が減っているというのは皮肉なことだなと思います。

僕は幸いにも、剣道をやり、武士道精神を学んでいたお陰で、意外と早く親離れできたように思います。

「自立」と言っても一概に、この人は完全に自立している!という判断はなかなか難しいことですし、自分で見極めていくことだとは思いますが、メタ的に自分を見て、なんとなく依存しすぎなのではないか。とか、自立できているかもしれないな。とか、そういうことはわかるものだと思うので、自分で一度振り返ってみるのも良いのではないでしょうか。

15歳で大人として生きていくからこそ、子供でも物事をよく学び、よく考える癖がついてくるのかもしれません。

最後に

今回は、影法師について紹介しました。

本当にオススメの一冊なのでぜひ書店で手に取ってみてください。

大学に不満がたまっていて、ブログでまき散らしてしまうこともあるかもしれませんが、「あいつ、不満たまってるんだな」と引いた目線で見てもらえるとありがたい。

不満をためてしまうのは精神衛生上、美しくないので、まき散らして発散するのも大事。(自己正当化)

まあ、とりあえず、影法師は超オススメです。

最後まで読んでくれて、ありがとう。

では。