こんにちは。
おざきです。
今回は、堀江貴文さんの「ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく」を紹介していきます。
僕は、大学に入ってから堀江さんの著書を5冊ほど読んできましたが、一番良かったのではないかと思います。
かなり赤裸々に包み隠さず語っているので、とても参考になった。
そして、「堀江さんも意外と『人間』なんだな」と思いました。
堀江さん=超すごい人 みたいな感じで自分とはかけ離れた存在だと思っていましたが、意外と普通の人間的な部分もあるみたいで、良い意味で幻滅しました。
ここからは、この本の中から僕が独断と偏見で好きな部分をチョイスして紹介していきます。
仕事を好きになるたった一つの方法
人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない。
順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事を好きになる」のだ。
心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という忘我がある。(128ページより)
僕は「好きではない」を言い訳に物事をやらないことがあります。
「別に好きじゃないから、やらなくても良いでしょ。」と言う前に、まず没頭してやってみることが大事ですよね。
まず没頭してやりこんでみなければ、物事の本質も楽しさもわからないことがよくあります。
僕は小学生のころから剣道をやっているのですが、最初はイヤイヤでした。
親が強く推してきたから剣道をやっていただけで、ぶっちゃけ好きでもないし、なんなら嫌いでもありました。
しかし、中学に入って、剣道部に入って、無理矢理にでも剣道と向き合わざるを得なくなりました。
そうやって、無理矢理にでも没頭したら、剣道がどんどん楽しくなっていったのです。ほぼ毎日剣道をしていましたし、学校には、剣道をするためだけに通っていた部分もあります。
仲間に恵まれたのもありますが、没頭して剣道をやったからこそ、剣道の楽しさを体感することができましたし、没頭してみないとわからなかったことだったなと思います。
これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。(岩波文庫 論語 117ページ)
と論語にはありますが、まさにこのことを言っているのだと思います。
いろいろなビジネス本でも同じように、楽しむことの重要性を言われています。
例えば、千田琢哉さんは、「どんな時代にも通用する本物の努力を教えよう」の冒頭で、
本物の努力とは「無意識の努力」である。と言われています。
無意識の努力とは、「頑張ってない」努力のことです。
人は嫌なことをするときに「頑張る」のです。好きなことを楽しんでいるときは、別に頑張っていませんよね。
だから、好きなことをとことん楽しんでいるときの努力こそ本物なのです。
好きなことをとことん楽しむ姿勢は本当に大切にしていきたいなと思います。
「やりたいことがない」は真っ赤な嘘だ
堀江さんは、「やりたいことがない」と言われたときには、ガッキーに会ってみたいと思わないのか?という例え話を出して「やりたいことは本当はあるはず」ということを説明されています。
つまり、誰でも好きな芸能人には会いたいと思えるし、自分にブロックをかけないのならどんどんやりたいことは出てくる。ということです。
やってもいないうちから「できっこない」と決めつける。自分の可能性にフタをして、物事を悲観的に考える。自分の周りに「できっこない」の塀を築き、周囲の景色を見えなくさせる。
だからこそ、次第に「やりたいこと」まで浮かんでこなくなるのだ。
(133ページより)
これは、本当にそうだなと思います。
はじめから自分の可能性を否定して、自分の枠を限定してしまうのは非常にもったいないこと。
僕が違和感に思うのは、「やりたいこと」の定義が曖昧なことです。
「やりたいこと」というと、範囲が無限大なので、そりゃ簡単に浮かんでこないものです。
普通の固定観念に縛られた大人のいう「やりたいこと」は将来の職業のことを指すのでしょう。
しかし、現代は非常に複雑になっていて、転職は当たり前でパラレルワークも普通になってきています。
そんな時代に、固定化した就きたい職業を決めつけている方が頭がイカれていると思うのです。
僕はブログが好きだし楽しんでやっています。だからブログで生計を立てれればすごくうれしいし、それを念頭に置いてやってます。
でも、大学は一応良い大学に入っているから、就職の道も普通に開かれている。
僕は選び放題の側の人間なので、いくらでも「やってみたいこと」はあります。
物理や化学の分野も好きだし、こういうブログを書くのも好きだし、本を読むのも好きだし、コーヒーを入れるのも好きだし、塾で勉強を教えるのも好きだし、etc.
結局、「やりたいことがない」人はいない。
最近の傾向として、「若者=無気力でやりたいことがない」というレッテル貼りが横行しすぎのような気がします。
そういう無意識的に人にレッテルを貼るのは、良くないですし、僕も今後は「やりたいことはたくさんある!」と誰にでも言っていこうと思います。
最後に
今回は、堀江さんの原点とも言える「ゼロ」について紹介していきました。
非常に学びが深い内容となっています。
大学生にはとてもオススメなので、ぜひ読んでみてください!
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上がKindle版で下が紙です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では。