こんにちは。
今回は、「20代の勉強力で人生の伸びしろは来まる」についての紹介と深掘りをして行きたいと思います。
この本の著者さんは、僕の好きな作家さんの一人で、考え方がとても好きなのと、ものすごく本質的な話を凝縮して本を書かれているので、とてもオススメです。
最近は少し悩んでしまっていたのですが、少し友達と出かけただけでかなりスッキリしたので、とてもありがたかった。
それはさておき、この本についてなのですが、特に心に響いたことを三つピックアップして書いていこうと思います。
知恵にいくらお金を払えるかがその人の伸びしろ
本当に良いことをおっしゃるなあ。と思った。
千田さんも学生時代に1万冊以上読書されたらしく、本当に説得力がある。
僕がビジネス書を読む理由は、自分がやっていることが間違っていないのかを確かめるため。
そして、本を読むモチベーション、勉強するモチベーションを高めるためでもあります。
知恵にいくら払えるかがその人の伸びしろ。本当に勇気づけられる。
これからも、読書にお金を使っていきたいし、さらに燃えて勉強していきたいと思えました。
人間の本質は第一印象と逆
これも、なるほど。と思った。
確かに自分の経験でも、第一印象で楽しそうな人は、闇を抱えていたり、真面目そうに見える人が結構おちゃらけていたり、
僕自身も、初対面の人と会うときはかなり自分の本質を隠そうとしているなと思い当たります。
大学に入って、サークルに入るときに出会った人によく言われるのが「こんな明るい人だと思わなかった」とか「なんで真面目ぶってるの?」ということ。
真面目ぶってると言われれば、そうなのかもしれない。
僕の本質は、見栄っ張りなのかもしれない。
人は、普通第一印象を重視しますから、第一印象だけなら、人の本質を見ることなく、人を判断してしまうことにもなります。
僕も演じすぎず、本質的に生きたいかもしれない。
人に「つまらない人」と思われるのは、心外だし。
まあ、それでも、少なからず初対面では自分の本質は隠すだろうと思いますが。
「つまらない人」という風に第一印象だけで判断してしまう人とは関わる必要もないなとも思いますし。
どっちもどっちかなと思います。
ただ、自分が人と会うときには、第一印象だけで判断せず、仲良くなっていく中で、いろんな面を見て、総合的に見ていく必要はあるだろうなと思います。
人がどう判断するかは、自分にはコントロールできないので。
だからといって、努力を全くしないのも違いますが。
厚くて難解な本は読まなくて良い
読書をあんまりしない人の偏見として、読書が好きな人は、分厚くて難解な本を読んでいて、「自分には無理だ!」と意識的にブロックを書けてしまっていることがある。
僕自身も、本をたくさん読んでいる人は、総じて難しい本を読んでいるのかと思っていました。
しかし、実際は、あんまり難しい本ばかり読んでいるわけではないし、結構簡単に読める本が8割です。
難しい本も2割くらいは読みますが、分厚い本は読めません。
本質的なことを短く簡潔に書いている本を読むようにしてます。
そういう本の例を挙げるならば、セネカの「生の短さについて」やプラトンの「ソクラテスの弁明」
どちらの本も本質を捉えていますし、非常に勉強になることは間違いないです。
今なら、youtubeにも動画があったりするので、それも見てから本を読んでみてもいいかもしれない。(僕は、本の解説をしているYoutubeは嫌いなのでほとんど見ませんが)
ショウペンハウアーも「読書について」の中で、洗練された名著以外は読まなくて良いと言い切っていますが、それも一理あるのです。
たしかに多読ばかりしていると、自分で考える時間がないので、思考力が身についていかない。だからなるべく本質的なことを簡潔に書いている名著を読み込んで、それをもとに自分で思考して行くのがいいとも言えます。
洗練された名著といえば、僕は10年以上文庫本として本屋に置かれている本と捉えています。
10年間時代の時流に負けずに残っている本は、読む価値が高いことを指し示してくれているので、買って損はないと言っていいでしょう。
ただ、新しいテクノロジーや科学技術は現在進行形で発展していますから、新しい知識情報をとっていかなければならないのも事実です。ある程度は、新しい本、テクノロジーについて書かれた本も読んでいく必要があるかとも思います。
まあ、結局は、塩梅なので、新しい本ばかり読んでいるなと思ったら、古典的な名著を読んでみたら良いし、古典的な名著を読み込んだら、ちゃんと新しい本も読んでみたら良い。
そんな感じ。
最後に
この本は非常に良いことが書かれていますから、10代20代の内に読んでおいて損は全くないどころか、読んでいない方が損。
せっかくなら今すぐ買って、読んでみることをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では。