こんにちは。
今回は、本屋を守れというテーマで書いていこうと思います。
僕のブログを読んでいる人には、ぜひちゃんと本屋で紙の本を買って読んでほしいと思っています。
そのために、自分が読んだ本の中から紹介したり、書評をしたりしているので。
アマゾンではなるべく買わないでください。
ヨーロッパでは反ネット書店の動きが活発になってきています。
【パリ=共同】フランスでインターネットによる書籍販売に関して、配送無料サービスを禁止する法案が議会で可決した。"反アマゾン法"とも呼ばれ「文化の保護」を理由に米ネット販売大手を実質的に狙い撃ちするものだ。
「わが国が持つ本に対する深い愛着を示した」。法案が上院を通過した26日、フィリペティ文化・通信相は語った。
目的はフランス全土に約3500ある小規模書店の保護だ。「町の本屋」を文化の担い手と位置づけグローバル企業の攻勢から守ろうとの趣旨だ。無料配送は禁止され、値引きは商品を書店で受け取る場合に限られる。
(日経新聞より引用)
意外とわかっていない人が多い印象ですが、アマゾンで本は買わない方がいいです。
アマゾン一強の危うさ
アマゾンが便利なのはわかりますし、本当にほしい本で、なかなか書店で購入できないような本はたまーに買ったりします。(一部の専門書とか)
しかし、アマゾンでしか本を買わないというのは非常に危ういです。
なぜなら、アマゾン一強ということは、アマゾンの判断だけで、本を売れるように仕向けたり、売れないように仕向けたりすることが可能だからです。
つまり、アマゾンによる思想統制です。
アマゾンが力を持ちすぎると、その弊害として、アマゾンの意向にそぐわない本は売らないということになりかねない。(少なくとも都合のいい本を売れやすく、または都合の悪い本を売れにくく操作することは容易にできる)
権力が集中すると良いことがありません。
今でも、自民党の某2Fさんは権力を乱用しているわけですよね。
本は文化です。
その文化が、日本の企業ではないアマゾンによって支配されることは危険です。
陰謀論のように聞こえるかもしれませんが、これは歴史や現実に起こっている事実からの予測です。
思想を統制されるとハッキリ言って、日本に未来はありません。
ただでさえ、マスゴミによって簡単に洗脳されてしまうのに、本までもが統制されてしまったらどうなることか。
日本も、本屋を守るための行動を起こすべきです。
そもそも本を読まなすぎる
そもそも論になるのですが、ぶっちゃけ本を読まない人が多すぎる。
僕は本を読んでいない方であるべきだと思っています。
僕は、多くて月10冊くらいしか本を読みません。
少ない月でも5冊くらいは読むようにしていますが、ハッキリ言ってまだまだ読書量が少ないのです。
調査は、2018年秋に行われ、30大学の10980人の回答を集計した。読書時間の平均は1日30.0分で、前年の調査より6.4分増えた。48%の人が読書時間「0分」だった一方で、読書時間が60分以上の人が26.7%いる。読書をする人としない人で分かれているのが現状だ。0分の人を除いた平均時間は、60.3分だった。
本当に戦慄する。
大学生が本を読まないのは、本当にいかがなものかと思う。理系で研究が忙しいとしても、本は読もうよ。文系で本を読まないのは、○○○○。(○の中はご想像にお任せします)
この記事によると、大学生が本に使うお金は、月に2000円未満だという 。
僕は月に1~2万円程度を本に使っている。
そのせいで、毎月切り詰めて生活しているが、僕が普通であると思う。
他の人が異常だ。
月に何円使うかは本質的な問題ではない。
しかし、中古でも良いから本を読むべきだ。
かつてのリーダーはすさまじい教養を持っていた。
専門家でもないのに、4カ国語を使いこなす外交官など当たり前に存在した。
新渡戸稲造は武士道を世界に向けて英語で執筆した。武士道を英語にするのは、並大抵のことではない。武士道を英語にするということは、日本古来からの神道や仏教などの思想を英語に翻訳することが必要になるからだ。
そんなリーダーは今いるだろうか。
いない。
アベノマスクだのGO toだの明らかな失策だ。
アベノマスクが中国のオークションで売られているという話を耳にした。
日本の最低の愚策を中国人が自分の目で見たいのだそうだ。
恥さらしもいいところだ。
それはさておき、日本全体の知的レベルが低下している。
それが問題なのだ。
人々が本を読まなくなり、教養がない。
民主主義では、政治家のレベルは国民のレベルの雛形だ。
政治家のレベルの低下からも、日本国民のレベルが落ちていることが見て取れる。
これを脱するには、本を読むしか道はない。
国民一人一人が本を読み、知性を高めていくしか方法がないのだ。
そんなときに、本屋が潰れている。これは非常に大きな問題なのだ。
それに早く気づいてほしい。
最後に
今回は、本屋を守れというテーマで書いていきました。
参考文献として、藤原正彦先生の「本屋を守れー読書とは国力ー」(PHP新書)を使いました。
気になる人は書店で手に取ってみてください。
もっと書きたいことはたくさんあるのですが、今回はこのくらいにしておきます。
なぜ、このテーマで書いたかというと、近くの商店街の小さな本屋の経営が危ないということを耳にしたから。
自分が好きな本屋がつぶれてしまったときの辛さもわかる人は、少ないのだろうか。
嗚呼、おろかかな。。。