ZAKIOLOGY

読書大好き大学生の雑記ブログ

【書籍紹介】鈍感な世界に生きる敏感な人たち

こんにちは。

今回は、鈍感な世界に生きる敏感な人たちという本をテーマに書いていこうと思います。

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

  • HSPとは
  • 鈍感な人と敏感な人
  • 敏感な人が鈍感な世界で生きるためには

HSPとは

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。

簡単に言えば、とても敏感に察知してしまう人のことです。

 

一般的な人よりも感覚が鋭敏な人という認識で大丈夫だと思います 。

ちなみに、僕はHSPではないけど、多少は敏感なところがあります。

病名が逆に病気を引き起こす

僕個人の意見としては、HSPとかADHDとか、そういう病名をはっきりつけてしまうのも問題だと思っています。

よく聞く話ではありますが、医者に「あなたは、病気です」と診断されると、その病気にかかるということもあるみたいです。

人間の思い込みというのはすさまじいので、あんまり、「病気」としてしまうのは、逆にその症状を増長させてしまうのではないかと懸念しています。

まあ、「病気」というカテゴライズすることは、ある程度は必要なので、全く間違っているとは思いませんが。

 

鈍感な人と敏感な人

今の社会で、成功しているのは、圧倒的に鈍感な人です。

 

www.zakiology.work

 ↑上の記事にも書きましたが、お金稼ぎというのは、ある程度感覚を麻痺させながらでないと、一定以上は稼げません。

だから、ある程度生まれつき鈍感なタイプの方が、成功しやすいのです。

この本の冒頭には、HSP自己診断テストがついていて、自分のHSP度が数値化できて面白いです。

ちなみに、僕のHSP度は33点でした。60点以上でHSPとみなされる目安のようなので、多少敏感なんだなとわかりました。

 

それで、話を戻して、鈍感な人の方が、成功しやすいと言いましたが、敏感な人には価値がないかと言われれば、決してそうではないのです。

たしかに、社会的には、鈍感な方が成功はしやすいでしょう。しかし、鈍感な人は、一生敏感な人の気持ちがわかりません。

ぶっちゃけた話、成功者の人間関係はぐちゃぐちゃだというのはよく耳にします。

実際見てる訳ではないので、実際のところは知りませんが、おそらく本当なのだろうと思っています。

なぜならば、鈍感な人は、敏感な人の気持ちを理解できないし、敏感な人を傷つけてしまうからです。

家族が四人もいたら、おそらく誰か一人は必ずHSPではないにしろ、敏感な人はいるはずです。そういう人に対して、鈍感な人は、気持ちを察するということがまず無理なわけです。

そうなると、やはり、人間関係は崩れるのが予想されます。

 

そう考えると、鈍感な人は、人間関係を取り持つのは下手なのかもしれない。

 

逆に、敏感な人は、鈍感な人よりも、人の気持ちの機微に敏感なので、人間関係を取り持つのがうまい

 

鈍感な人は、気づかないところで、そして、社会的には評価されないところで、敏感な人が活躍しているということはよくあります。

 

社会で評価されるのは、目に見える結果とか、お金とか、数字。

社会で評価されないところで活躍している人もいる。

敏感な人というのは、

人間関係や会社の空気、雰囲気という繊細微妙なところを整えていたりするものです。

 

だから、社会的に評価されないからと言って、敏感な人たちがいないと社会は回っていかない。

見えないところで、活躍している人も大勢いることを、もっと社会的に認識していくべきなのではないかと思います。

 

今後の社会で強いのは、敏感だけど鈍感ぶれる人

つまり、敏感と鈍感のハイブリッドです。

敏感な人の気持ちもわかるし、空気や関係性、雰囲気を察することもできて、かつある程度割り切って、結果をださないといけないところでは、結果も出せる。

そういう人は、かなり重宝されるだろうなと個人的には思っています。

「敏感だけど鈍感ぶれる人」は僕の理想像でもあります。

 

敏感な人が鈍感な世界で生きるためには

許すこと

 

これにつきます。

 

許す。つまり、自分の過去も現在も未来も、鈍感な相手も、鈍感な世界も、敏感な自分も、すべてを許すことです。

この本の中でも、敏感な人は自己評価が低いということが何度も書かれています。

「自己評価が低い=自分を許せていない」のです。

自己肯定感の源は、自己許容です。

自分のしてしまったこと、情けない自分、嫌な友達、すべてを許して、手放す。

これが最も重要です。

 

この本の「敏感な自分」とうまく付き合う方法という章の中で、自分自身へ愛情を向けて自分を守る。とか、自分自身に思いやりを持つ。ということが書かれていますが、

敏感な人がまずやるべきは、「自分が敏感であることを許す」ということです。

自分が敏感であることを許すからこそ、自分に愛情をもてるようにもなり、かつ思いやりも持てるようになるのです。

 

鬱の人も、自分が鬱であることを許せていないということはよくあるのです。

まず、自分を全肯定する。

ネガティブになる自分を許す。

相手に嫌われることを許す。

自分のやりたいことをやってみることを許す。

様々なことを許すことで、生きやすくもなり、心も軽くなるのではないかと思います。

 

嫌な自分も許してあげてください。

 

最後に

今回は鈍感な世界に生きる敏感な人たちという本をテーマに書いていきました。

 

鈍感な人こそ、この本を読んで他者理解の手引き書にしてみてもらいたいと思います。

ぜひ、書店で手に取ってみてください。リンクをはっておいて、言えることではありませんが、アマゾンでは本は買わず、本屋で購入してください

本屋は、日本の知性の砦です。僕は、本屋を守っていきたい。

日本の書店を守るためにも、本屋で本を買うようにしてほしいです。

HSP診断だけでも自分を知るきっかけとして面白いのでオススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

では。