こんにちは。
羽生さんの「決断力」という本を紹介していこうと思います。
羽生さんの本マジ最高
羽生さんの本には毎回驚かされる。
非常に納得し腑に落ちた感覚になる。
羽生さんは本当にすごい。羽生さんの本は、絶対に読むべき本だ。間違いない。
それを感じた一端を今回は紹介していこうと思う。
- はじめに
- 勝負所ではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ
- 知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる
- 才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続させることである
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はじめに
この本は「はじめに」の数ページを読むだけでも価値がある。
非常に引き込まれる。羽生さんの初めての名人戦への挑戦について書かれているが、非常に深い。
スポーツを見えていても、思うが、やはり大きな試合というのは本当に難しい。
特に勝てる見込みが出てきたときの心の持ちようである。
思い入れがあったり、目標に据えていたタイトル戦というのは本当に大変なのだと思う。
この「はじめに」を読むだけでも、羽生さんのすごさの一端を学ぶことができる。
羽生さんは、全く結果主義ではなく、完全にプロセス主義というか、いかにして結果から学びを得るかを重要視している。
「はじめに」を読んでみることをオススメする。
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勝負所ではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ
羽生さんは、かなり直感力というものを重視していて、勝負所でこそ、自分の直感で決断する。
数々の戦いを制してきた人が、直感は論理を超えると断言していることに驚きを抱いた。
羽生さんは、直感力という本で、直感力に関して詳しく書いていたが、決断力と直感力は切っても切り離せないほど密接に関わっている。
本書では、”Keep it simple, stupid!!"(もっと簡単にやれ、バカモン)という言葉を引用しつつ、簡単にシンプルに考えることの重要性について述べられている。
僕自身も、調子の悪いときは、たいてい頭の中でごちゃごちゃ考えている。
そういう時は、だいたい一つ行動を起こし始めれば解決する。
紙に書き出してみることでも、案外シンプルに考えることができたりする。
悩んだり、調子が悪いときは、シンプルに行動するのが一番である。
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知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる
この言葉を見たときに、浮かんだのが、スティーブジョブズの言葉”connecting the dots"だ。
つまり、知識とは、「点」であり、知恵とは「線」なのだ。
知識と知識を自分の中に落とし込み、自分で試行錯誤を繰り返すことによって、知識の段階から知恵の段階に、抽象度を上げていくことが人生においても重要だ。
知識を「知恵」に昇華させることで初めて可能になる。知識をうまくかみ砕いて栄養にする感覚である。
つまり、何かを「覚える」、それ自体が勉強になるのではなく、それを理解しマスターし、自家薬籠中のものにするーその過程が最も重要なのである。
本書には上のように書いてある。
大学レベルの数学や物理では、よく暗記よりも、理解が大切だと言われる。
高校レベルまでは、ある程度暗記で乗り切れるが、大学では暗記に頼って自分で深めることをしていないと完全に乗り遅れる。
本を読んでいくら知識を仕入れても、それを使ったり、実践していかなければ、その知識は、無意味になってしまう。(自戒でもあるが)
こうやってブログを書いたりするのも、一つの手であると思うし、誰かと語り合うのも一つの手だ。
余談
僕は、研究読書会というサークルを運営している。
研究読書会は、週一回、読書をしつつ、語り合う場である。
現在は、論語と算盤(渋沢栄一)をテーマに取上げて、各々の意見を議論したり、レジメを作成したりしている。
もうすぐ論語と算盤が終わるので、次からは、それぞれの興味のあるテーマに関して読書や論文を読みつつ、レジメを作成し、それを発表する形をとっていこうということになっている。
もし、興味があれば、下のメールアドレスまでお願いします。
kenkyu.dokusyo@gmail.com
研究読書会の宣伝はここまでにしておきます(笑)
最後に
今回は、羽生さんの「決断力」という本をテーマに書いていきました。
本当に羽生さんの本は超オススメ。
ぜひ書店で買って読んでみてください。
一応アマゾンのリンクは張っておきますが、できれば、本屋に潰れてほしくないので、実際に書店で買ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では。