こんにちは。
今回は、医療系に関するオススメの本について紹介していこうと思います。
医療は、生活と切っても切れない存在ですよね。その医療について基礎知識を持っておくと、いざとというときに役立つと思うので参考にしてください。
1.医者の本音
この本は、マジで目からうろこ。
「そうだったのか」ということがたくさん書いてあります。
例を挙げるなら、
なぜ、病院では待ち時間が多いのか。
「解熱剤を飲むと治りが悪くなる」は本当か?
などなど。
結構突っ込んだところまで書いてくれていて、製薬会社と医者の癒着についてや、死生観の話、医者のお金事情にまで触れています。
この本を読むのと読まないのとでは、医者にかかったときの受け止め方が全く異なると思いますし、有益な知識ばかりです。
第五章は本当に良い内容。
医者目線での死生観が書かれています。
高額な医療費を払ってまで、治療すべきなのか、というところに関してはかなり難しい問題だなと思いました。
若いからこそ、「自分が老人になっても、別にそんなに頑張って治療しなくてもいいか。」「なんなら安楽死でも良いかな」と思っていましたが、我がごととして突きつけられると、とても難しいなと実感させられました。
ちょっとした豆知識から、倫理的なところまで網羅的にまとまっているので、とても読みやすく面白い。
非常にいい本なので、ぜひ読んでみてください。
2.医学生
これは、小説ですが、非常にリアル。
秋田大学の医学部を舞台に描かれているこの作品ですが、作者自身の出身でもあるため、描写の一つ一つが非常にリアル。
たまらなく感動するというわけではないのですが、医学部の学生のリアルな面を知ることができるという、少し変わった面白さがあります。
3.泣くな研修医
医者の本音と同じ著者。
結構前に、記事を書いたので、それを参考にしてみてください。
同じことを書くのは面白くないので、違った視点で書こうと思います。
医者の本音を読んでいる前提なのですが、医者の本音と結構リンクするところがあるのも面白い点だなと思います。
例えば、医者の合コン相手にはCA(キャビンアテンダント)が多いとか。
医者=モテるではないと言うことや、研修医は給料も少ないから病院で泊まることも多いとか。
医者の本音を読んだ上で、泣くな研修医を読むと、一段と面白いなと思います。
なんでもそうですが、ある程度の基礎知識を持った上で小説を読むとさらに面白いですよね。
例えば、村上春樹のノルウェイの森でも、グレートギャツビーが出てきますが、あれを読んだことがある方が、より主人公に自己投影できるし、共感もできるなと思います。
この本もとてもオススメ。
医療に従事する方たちは、本当に尊敬しています。
何度か入院したことがあるからなおさら、すごいなと思いますし、新型コロナが流行っている時にも、負けずに頑張ってくれているということは本当にありがたいなと思います。
医療従事者の方たち、本当にありがとうございます。
紹介した本を読むだけでも、医療従事者の方たちの苦労を知ることができるので大変オススメです。
では。