こんにちは。
今回は、脳を鍛える生活習慣というテーマで書いていこうと思います。
NFBとは何か
ニューロンフィードバックの略がNFBといいます。
「脳波計で脳波を計測し、自分の脳の癖や問題点を把握した上で、状況に応じて理想の脳波を出せるようにトレーニングしていくこと」がNFBです。
スポーツの分野で応用されているようで、スキージャンプの小林陵佑選手も実践しているらしく、スキージャンプで結果が出ている1つの要因となっているようです。
NFBをやることのメリット
NFBをやると、自分の理想の脳波を出せるということが一番のメリットだと思います。
人間の行動や感情は脳波にかなり依存しているらしく、正常な脳波を出せるようになることが結果をだしたりするときには大切なのだそう。緊張しすぎてしまったり、集中力を欠いてしまったりすることもあると思いますが、これも脳波の影響が強いらしいです。
多少難しい話になるので、詳しいことはここでは避けますが、脳波には6つの種類があって、アルファ波、ベータ波、シータ波などがあります。例えばアルファ波はリラックス状態にあるときに発せられる脳波で、お風呂に入った後ぼーっとしている時とか、気分がゆるんだ状態の時などに出ています。
このような脳波の種類を知っているだけでも、自分の状態を客観的に見ることにもなるので良いと思います。
自分の性格や、欠点を精神論で何とかしようと、片付けがちではありますが、脳波の影響は少なからずあるので、自分の脳波の癖や問題点を知るのは良いことなのかもしれません。
正常に脳波が出ていない時に、人はストレスを感じていたり、調子が悪かったりするようです。
うつ病の人は基本的に正常な脳波が出ていないので、たとえ薬を飲んでも完全に治るのは難しいのです。うつ病の人にもこのNFBはオススメで、薬に頼らなくてもうつ病を克服できるかもしれません。
余談ですが、薬に頼った治療が最近の主流ですが、正直やめた方がいいのではないかと思います。たしかに、入院中とか、大きな病気をしたときに補助的に使うのは問題ないと思うのですが、そこまで薬って必要か?と思ってしまいます。
例えば風邪なんかでも、熱が出たら薬を飲まずに暖かくしてちゃんとご飯を食べて寝てれば自然に治ります。
自己治癒力を高めれば、大体の風邪はなんとかなるし、薬で局所的に治しても、あんまり良くないのではないかと思ってしまいます。
薬は対症療法なので、そもそも風邪にならないような身体作りなど健康法を実践する方が遙かに良いのではないでしょうか。
認知機能を鍛える習慣、脳を鍛える習慣
次に認知機能の話です。
人はケアレスミスをしてしまいますが、それはなぜでしょうか。
1つに認知機能の低下が原因と考えられます。
認知機能とは、記憶、理解、思考、会話、判断などの能力のことです。
認知機能が人の行動を司っています。
なので、脳の認知機能を鍛えると、仕事でもミスを減らせるし、日常生活もより充実するでしょう。
具体的に、脳の認知機能を鍛えるのに良いのが、議論です。
議論はすべての認知機能を使うようです。
かの有名なソクラテス、アリストテレスは普段はいつも議論をしていました。
ソクラテスは、人彼かまわず問答をし、人々を導こうとしていましたし、アリストテレスも逍遙学派で散歩しながら弟子と議論をしていました。
頭のいい人とは何かと言われれば、1つは議論ができる人、論理的な思考ができる人だと思います。
アリストテレスもソクラテスも、めちゃくちゃ賢い偉人ですが、議論を通じて脳を鍛えていたということが大きいのかもしれません。
後は、家事もオススメです。
家事をすると、同時並行的に作業をしないといけません。自分で段取りを考えて、それを実行するというのは認知機能を鍛える上でもかなり有効なのだそうです。
例えば、料理でも、野菜を切りながらお湯を沸かして、だしを取って、具材を煮込んで、その間にほかの料理も作ったり、片付けもしたり…。こんな感じで、いろいろなことを考えながら料理はすることになるので、脳を鍛えられるそうです。
もっと簡単な方法があります笑
耳のマッサージです。
耳のマッサージをすると、神門というツボが刺激されて、自律神経が整うそうです。
だから、朝起きてだるさがあったり、大切な日などは、耳をマッサージすると良いかもしれません。
耳を軽く引っ張ったり、軽くつまむだけで効果が見込めるので、是非やってみてください!
あとは、夜にあんまりスマホとかを使わないようにしたり、水をたくさん飲んだり、糖分を適度に補給したりという当たり前なことをしていれば、そこまで脳波が乱れることもないと思うので、できることからやってみてください。
興味がある人は是非この本を読んでみてください。かなり面白いのでオススメです。
では。