こんにちは。
今回は、5Gの危険性と電磁波過敏症について書いていきます。
最近、いろんな国で導入が始まっている5Gですが、実は結構問題視されているのです。
まず、5Gの特徴についてまとめていこうと思います。
5Gの特徴
4Gとは異なり、超高速の通信を可能にするために、高周波の電波をとばさないといけなくなります。
高周波の電波というのは、長距離の通信に向かないので、基本的には短い距離にたくさんの電波基地局をつくらないといけません。その電波局のことをスモールセルと言うのですが、スモールセルがたくさん設置されると言うことは、強力な電磁波がより身近になるということになります。
5Gになると、IoT化が進むと言われていて、いろんな家電がスマホとつながり、スマホ一台で操作が可能になったり、自動運転などの技術も進むと思われています。
では、5Gの問題点と、電磁波過敏症について見ていこうと思います。
5Gの問題点
5Gの一番の問題点は、強力な電磁波が人体に悪影響を及ぼす可能性があるということです。
一部の国(ベルギーやスイス)では、電磁波が健康に及ぼす影響について詳しくわかるまでは導入しない方針が決まりましたし、日本以外の国では、5G反対運動が活発になっているようです。
4Gの現在でも電磁波過敏症(EHS)で悩んでいる人は多くいます。
電磁波過敏症というのは、スマホや家電製品によって発されている電波によって、頭痛やめまい、睡眠障害や血行不良を引き起こしてしまう症状のことです。
論文を読んでみたところ、マイクロ波による健康被害の研究は結構なされているみたいです。
読んだ論文自体が電磁波過敏症を肯定しているものではありますが、信頼性はあると思ったので、それを参考文献として使っています。
マイクロ波による人体への影響と電磁波過敏症
まず、電磁波過敏症を患った最初の人物とされているのが、交流電流の開発者である、ニコラ・テスラでした。
テスラ自身が開発した交流電流によって電磁波過敏症を患うというのは皮肉な話だなと思うわけですが、その後の研究ではいろいろなことが明らかになっています。
- 高周波が脳を包む膜を弛緩させる
- マイクロ波によって血液脳関門が破壊される
- 呼吸困難、意識不明(ラットを用いた研究による)
- 携帯に依存している人ほど、不眠や自殺傾向が高い(台湾の若者を対象になされた研究による)
- DNAの損傷
などなど、調べるとかなり怖いことまで言われてるようです。なぜこのようなことが起こるのかはまだ確かにはわかっていませんが、量子の世界、微視的な世界では二重性(粒子性と波動性)というものがあり、人間も究極的にみると電子や陽子などの微視的なものの集合体なので、波動であると言うこともできます。そこで、人間も波動であるため、マイクロ波などのエネルギーの高い波には大きな影響を受けてしまうのではないかということが言われています。
こういった研究への批判はかなりあるようで、それを否定しているような研究もあるので一概に何が正しいかはわからないというのが現状のようです。
研究の問題点としては、研究者の中立性が保たれにくいということです。
電磁波の研究というのは、いろんな利権が絡んでいるため、立場や地位などを忖度することもあるそうで、実際に、マイクロ波によるDNAの損傷を研究した研究者に対して、携帯電話会社から圧力がかかったという事例もあります。
ただ、電磁波過敏症に悩む人がいる以上、何らかの影響があるのは事実なのだと思います。
電磁波過敏症というのはかかっている人にしか実感が持てないのでわかりにくいのですが、感覚が良い意味でも悪い意味でも敏感な人には、5Gはとても危険なように思ってしまいました。
参考文献
https://www.kansai.ac.jp/kuhs_kiyo_12/Review-kame.pdf
まもなく訪れる「5G革命」、リスクだらけの知られざる現実|WIRED.jp
https://arxiv.org/pdf/1405.2957.pdf
ぼくの意見としては、5Gの導入は、もう少し研究を重ねて、情報の信頼性を高めた上で、専門家による中立な議論をして5Gの安全性を確かめてからの方が良いのではないかと思います。
事実として、4Gでも十分なくらいの技術ですし、5Gは過剰な気がします。
では。