こんにちは。
今回は、計算ミスを減らす方法について書いていこうと思います。
というのも、僕自身が計算ミスの多い人で、これまで幾度となく計算ミスに悩まされてきました。その僕が、受験生の時に計算ミスをしないためにしていた工夫を紹介します。
- 計算ミスの原因
- 対策1
- 対策2
- 対策3
計算ミスの原因
計算ミスをする原因として第一に、そもそも計算になれていないということがあるのではないかと思います。例えば、化学の計算で有効数字三桁の場合、四桁目まで計算することになるのですが、そもそも四桁目まで計算することになれていないと、ミスが多発してしまいます。
第二に、計算のレイアウトが悪いということです。せっかちなタイプに多いですが、走り書きでぐちゃぐちゃに書いていたり、整理整頓が苦手な人(僕とか)はレイアウトが汚いので、どこに計算したのかわからなくなったり、余白が有効に使えていなかったりするので、ミスが増えてしまいます。特にセンター試験の場合は、数学の過去問などを見ればわかりますが、かなり余白が狭いです。なので普段からレイアウトが汚い人にとってはミスの原因といえると思います。
第三に、字が汚いということです。数字が6なのか0なのか見分けがつかなかったり、「これって6なのかな?0なのかな?」と考えると頭を計算だけに使うことができないので集中力が分散してしまいます。これもミスの原因になりますね。
第四に、基本的な計算方法が曖昧と言うことです。例えば、sinθの微分がすぐにcosθとわかっていなかったり、そもそもの公式をちゃんと覚えて、使える段階になっていないと、計算ミスにつながってしまいます。
だいたい計算ミスの原因はこんな感じのことが多いのではないでしょうか。
次に、その対策について書いていこうと思います。
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対策1
まず、一冊のノートを用意して、そのノートを計算ミスの記録用にしてください。
日々の勉強のなかで、逐一ミスをしたら、そのノートにどんな計算ミスをしたのか、その原因は何かということを書くように癖をつけるようにしましょう。
これをやると、自分のやりやすいミスがわかってくるので、ミスをしやすい場面になったときに意識して、ミスをしないように丁寧に見直したり、すこしゆっくりめに解くなどの工夫ができるようになります。
僕もこのノートを作るようになってからは、計算ミスも減って、どうすれば計算ミスを少なくできるのかということがわかるようになりました。
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対策2
ルーティーンを決めるということです。これはスポーツでも良く言われることです。サッカーでもフリーキックの前に何歩の助走で蹴るのかということを決めていたり、野球選手もバッターボックスでやる儀式みたいな動作があったりします。
これをやると何が良いのかというと、ルーティーンを決めることで、毎回のパフォーマンスがぶれなくなるということです。
毎回同じ動作をやることで、スイッチが入って、高い集中力を保つことができるわけです。
計算でも同じようにルーティーンを決めましょう。
僕で言えば、計算に詰まったときは、1.深呼吸をする。2.一文字目を丁寧に書き出す。3.問題文を読み直す。…のように、毎回どういった順序で計算を確認するのかということを決めていました。
ルーティーンを決めると本番でも焦らず、落ち着いて計算することができると思うので、自分なりのルーティーンを決めて忠実にやるようにしてみてはどうでしょうか。
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対策3
最後に字を丁寧に書くのと、レイアウトを整理するということです。字を丁寧に書くと時間がかかると思いがちですが、意外にも走り書きしているときよりも、落ち着いて計算しているので、ミスが減って、その分早く解けるものです。レイアウトは=をそろえて書いたり、計算の余白の真ん中に線を引いて二つに区切って見やすくしたりなどの工夫ができるので、レイアウトにも気を配れるとよりミスも減るのだと思います。
今回は、計算ミスを減らす方法について書いていきました。
かなり実践的な内容を書いたので実践して、普段の勉強に生かしてくださいね。
ではありがとうございます。