こんにちは。神戸大のzakiozaです。
今回は、マクベスについての紹介をしてみようと思います。
マクベスを買った理由
もともとシェイクスピアのベニスの商人を読んだことがあって、シェイクスピアには興味があったのですが、題名がわかりにくくて、何書いてるか想像できないのでなかなか読めていなかったんです。
それで、何かいい本ないかなーとyoutubeで探していたところ、中田さんの動画に出会ったんです
【世界文学】シェイクスピアの四大悲劇「マクベス」〜第1話〜予言に翻弄されていく男の悲劇
この動画を見て、めちゃくちゃ面白くて、全部は見ずにこれは買って読もうと思ったのがきっかけでした。
最近ではyoutubeにこういう本の紹介の動画が結構たくさんあって参考になるのでいつも見ています。
僕的には中田さんはオススメですね
話が面白いし、臨場感をもって伝えてくれるのでとてもわかりやすい印象です
今後読む本に困ったらとりあえずyoutube で探してみようかなと思います。
ざっくり内容紹介
さて、内容ですが、
主人公はマクベスで、最初は武将です。
そのマクベスが、森で魔女に出会って、お前は王様になると予言されて、そこから物語が動き出します。
そして、マクベスは昇進が決まり、野心にかられてしまいます。
魔女のことなどを奥さんに話すと、奥さんも野心にかられ、夫をそそのかし、現国王を殺させてしまいます。
そしてマクベスは国王になることができたのですが、ここからは不幸の連続で、
自分の保身のためにあらゆる罪を犯していきます。
そうして、最終的には自分で自分を追い込んでいってしまい
反乱によって敗れ戦死してしまいます。
めっちゃざっくりいうとこんな感じです。
感想アンド考察
実際に読んで見てほしいのですが、マクベスの心情の描写が細かくて、どんどん追い込まれていくマクベスの気持ちがありありと伝わってきたのを覚えています。
めちゃくちゃ浅いことを言うと、やっぱり悪いことをすると自分に返ってきてしまうということを感じました笑
マクベスのテーマは
ずばり野心と理性だと思います。
マクベスは野心に心を支配されてしまった結果悪いことばかり起きてしまって、人を信じれなくなり、自分の親友まで殺してしまいます。
やはり、人間には理性と野心のバランスが大事なのだと思います。
どちらかに偏りすぎると、犯罪だったり、人に迷惑をかけることをしてしまうのではないかと思いました。
理性によって自分を抑えすぎるとやはり鬱っぽくなってしまったりすると思うのでバランスが大事なのではないかと
マクベスの奥さんが結局一番悪いと思ってしまいました。
マクベスを止めてあげる存在であるべき奥さんが逆にマクベスをそそのかして、かつ自分では殺さず、マクベスに背負わせるという最悪な悪女だと思います。
結婚は人生を狂わせるのかもしれません。
結婚で自分の品を上げてくれる存在と結ばれるのか、品を下げられてしまうのかでかなり変わってくるのだと思います。
男は割と野心とか欲望に弱いと思います。
戦争始めたのは男ですし、なにかやらかすのもだいたい男の方が多いですよね
ニュースとかみてても、何か犯罪を犯したっていう場合、男の報道の方が多い気がします。
男は基本的にバランス感覚が悪いから、手綱を引いてコントロールしてくれるような女の人がいた方がいいのではないかと思いました。
マクベスからこんなことまで考えさせられました。
やはり、時代を超えて残っている本には学ぶことが多いですね。
今はリア王を読んでいる途中なのでまた感想を書いていこうと思います。
ではありがとうございました。