こんにちは。
神戸大のzakiozaです。
今回は、今年、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんについて書いてみようと思います。
吉野さんはリチウムイオン電池の功績でノーベル賞を受賞されました。
リチウムイオン電池とは
二次電池とは、充電して使える電池で、乾電池みたいに使い捨てではないのが特徴です。(マンガン乾電池とかを一次電池という)
ほかの二次電池には鉛蓄電池であったりとか、ニッケルカドミウム蓄電池とかがあるのですが、
リチウムイオン電池がすごいところは、リチウムのイオン化傾向が大きいので、高い電圧を得られるところです。
イオン化傾向というのは、金属が金属イオンにどれくらいなりやすいかというものを表していて、イオン化傾向が大きいと言うことはそれだけ電子を多く排出するので大きい電流を得ることができます。
(電流は電子の流れなので、電子が多いほど、電流も大きくなります。)
リチウムイオン電池は、小型でかつ性能がいいので、ノートパソコンやスマホなどに使われています。
今ではめちゃくちゃ身近で、必要不可欠な電池がリチウムイオン電池なのです。
まあ、ノーベル賞とれて当たり前なくらいの発見ですよね。
ざっくり言うとこんな感じで、ある程度すごさがわかったかと思います。
吉野彰さんの研究
おとついくらいにテレビをたまたまつけたら吉野さんのことをやってたので見たのですが、
すさまじいと思いました。
そのときの僕のメモです。笑
タイムリーすぎたので興奮してメモっちゃいました笑
吉野さんは企業で基礎研究をする仕事をしていたそうです。
ノーベル賞とれる人は本庶さんとかでもそうですが、基礎研究を重要視しているなと思います。
基礎研究は結果がどうなるか全くわからないし、なにに役立つのかすらわからない研究も多くありますが、基礎研究をしていたら急にめっちゃ役立つ発見があったり、世界を激震させるほどの発見が見つかったりもします。
僕は今まで、基礎研究は大学とか国の研究機関でしかできないイメージがあったのですが、今回の報道で、企業でも基礎研究に携わることができるということを初めて知りました。
僕は研究者になるかもしれないし、ならないかもしれないけど、企業でもやれないことはないということを知ることができて、将来の選択肢の幅が広がりました。
また、吉野さんの研究にたいする姿勢はとても参考になりました。
リチウムイオン電池のマイナスの電極の炭素の成分を200から300種類ほど評価してもダメだったのに諦めずやった結果、実用化することのできる炭素を発見することができたというのはとてもすごいなと思いました。(その研究のなかで馬鹿にされたりしたこともあったそうです)
僕のこのブログも200記事300記事書いてダメだったとしても諦めず続けてみようかと思えました笑
まさに継続は力なり!!!
ではありがとうございました。
今日は、2記事も書けた笑