こんにちは。神戸大のzakiozaです。
今回は、泣くな研修医の紹介をします。
- 泣くな研修医の内容と感想
泣くな研修医の内容と感想
泣くな研修医の内容ですが、題名の通り研修医の苦悩や苦しみに耐えつつ、乗り越えていく話になっています。
この本を買った理由としては、僕自身、最近入院して、現場で働く看護師の方であったり、医師の方がとても大変だと言うことを体感したので、買ってみようと思ったということです。
僕がこの本で印象的だったのは、手術の描写です。
著者の中山祐次郎さん自身が現役のお医者さんなので、とてもリアルに手術の描写がしてあって、想像力がかき立てられました。
想像しすぎて、気持ち悪くなりかけましたが、逆にそこまでリアルにかけるのはすごいなと思い、印象深く残っています。
また、主人公の研修医、雨野先生は、とても正義感が強く、思いやりの深い人物として描かれているのに対し、雨野先生と同じ研修医の川村先生が、現実主義者で、冷静でサバサバしているような感じで描かれていて、世の中でも、このような対比構造はよくあるなあとしみじみ感じてしまいました。
おおよそ、雨野先生タイプの真面目で、思いやりが深いタイプより、リアリストで現実に対して、冷静に割り切ってしまえる川村先生タイプの人の方が出世しやすいなと思いました。
無力な自分に対していらだち、落ち込んでしまう。それでも前に進むしかない。無力の自分を変えたいなら、下を向いていてはダメだ。と、そんな勇気をくれる物語でした。
まだ読んでいない方にも興味を持っていただけたら幸いです。
今後も本の紹介をやっていこうと思うので、読んでほしいです笑
では、ありがとうございました。