何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造 (PHP新書) 作者:太田 肇 PHP研究所 Amazon タイトル見て、なかなか面白そうなタイトルだなと思って読んだ。 なんとなくわかっていたことを言語化してくれる本ってあまりないのだけれども、こ…
猫を棄てる 父親について語るとき (文春文庫) 作者:村上 春樹 文藝春秋 Amazon 親の期待に応えられないっていうのは、 子供にとってかなり大きな心の重しになるような気がする。 村上春樹氏の新刊が出たから読んだ。 エッセイなのだけれど、やはり文体は村上…
今回は、Kindle Unlimitedで読める著者の中でオススメの著者を3人紹介します! 僕はこの著者たちの本を読みたいがために、 Kindle Unlimitedに入ったと言っても過言ではない笑 (いつもアンリミと呼んでいるので、以下アンリミ) 余談だけれど、もっと漫画の…
(文庫)Noサラリーマン、Noジャパン――あなたの存在を光らせる仕事のやり方―― (サンマーク文庫 さ 4-3) 作者:さとうみつろう サンマーク出版 Amazon 今回紹介するのは「Noサラリーマン、Noジャパン」 めちゃくちゃ面白く、かつ大切なことがたくさん書かれて…
研究で忙しいのだけれど、書評はしておかないと気がすまないので、軽くやっておく。 今回は、オードリー・タン氏の「何もない空間が価値を生む」 何もない空間が価値を生む AI時代の哲学【特別付録Q&A収録】 (文春e-book) 作者:アイリス・チュウ 文藝春秋 Am…
人間とは何か (岩波文庫) 作者:マーク・トウェイン,中野 好夫 岩波書店 Amazon 最近は読書量が減っているが、 それでもなるべく面白い本をブログで紹介したいので、 名著を読んでみた! 今回紹介するのは、人間とは何か(マーク・トウェイン) 漫画版もある…
バイト先がなくなりそうだ。 どうやら潰れてしまうらしい。 そろそろやばいのではないか。 と思っていたが、 やはり、きたか。 と不謹慎にも思ってしまった。 そのため、あまり驚いていない笑 バイト先がなくなることは、多少僕の生活に影響を与えるけれど、…
深田萌絵氏の本は今まで何冊か読んだ。 けれど、いつも難しいため書評してこなかった。 情報量が多いし、ITに関する知識のない人に向けて書くには、 どうしても難しすぎると思った。 しかし、それでもこの本は良い本だと思ったし、 読んで損はないと思った…
研究者って、どんな感じなのか全くわかっていなかった。 おぼろげに研究者というものをイメージしていたけれど、 最近はっきりわかってきた。 研究者っていうのは、 どこまでも穏やかで、 どこまでも元気な人たちだ。 研究者っていうのは、 ひたすらにやりた…
最近は、言志四録にハマっている。 言志四録(1) 言志録 (講談社学術文庫) 作者:佐藤 一斎,川上 正光 講談社 Amazon 『言志四録』(げんししろく)は、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた語録。指導者のためのバイブルと呼ばれ、現代まで長く読み継…
僕は大学時代を通して、 孤独な時間が多かった。 そのため、孤独に対していろいろと考えることもあったし、 それに対処する方法も自分の中である程度出来上がっていた。 けれど、やっぱり宗教とか古典的思想にはかなわない。 そういう叡智には本当に頭があが…
久しぶりに、かっこいい!って思った本 それがこちら。 ぜんぶ、すてれば 作者:中野善壽 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon すごく良い本だと思います。 感化された部分はたくさんあるのですが、 その中でも特に印象に残った部分を紹介していきます!…
66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。 作者:竹内 久美子 ワニブックス Amazon この本、面白かった! なので書評しておきます。 この本は、著者自身が経験したことを振り返りつつ、 それを動物行動学という見地から考察…
今回は、昨今の教育についての疑問について書いてみる。 池田晶子氏の14歳の君へという本を読んだ。 14歳の君へ―どう考えどう生きるか 14歳の君へ―どう考えどう生きるか 作者:池田 晶子 毎日新聞出版 Amazon 買うときに少し躊躇した。 いや、14歳ちゃうしな…
いい本を読んだので、共有しておく。 その本が、こちら 「静かな人」の戦略書: 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 作者:ジル・チャン ダイヤモンド社 Amazon 「あー。そういう本ね。 結局、HSPとか内向的な人を慰めているだけでしょ?」 …
最近話題の暗号通貨系の用語って 横文字がたくさんあって、 なんかよくわからない! と思っていたので、本を読んでみた。 お金の未来 (講談社現代新書) 作者:山本康正,ジェリー・チー 講談社 Amazon この本は、対話形式で、 とても読みやすく、 かつまとまっ…
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前世を信じるだろうか? 僕は割とスピリチュアリストだから、 前世の存在は信じている。 「我々は、みな孤独である」 のテーマは前世。 我々は、みな孤独である (ハルキ文庫) 作者:貴志祐介 角川春樹事務所 Amazon あらすじ 探偵事務所にて所長をしている茶…
早く文庫化しないかなー。 と思っていた「人間」がついに文庫化されたので、 さっそく読んでみた。 結論から言えば、めっちゃ面白かった! めっちゃ面白かったのでおススメです。 単行本でさっさと読んでおけば良かったな…。ちょっと後悔した。 人間 (角川文…
View this post on Instagram A post shared by 尾崎玲於奈 (@o_11111111re) 今日のインスタ、 ここでも紹介している本 「20歳の自分に伝えたい 知的生活のすすめ」 についての感想を書いていこうと思います! 本物の知的生活とは、学べば学ぶほど活力がみ…
くらしのアナキズム 作者:松村 圭一郎 ミシマ社 Amazon 現代では、アナキズムというと「異端」、「狂った価値観」と考えられがち。 僕もこの本を読むまではそうであったし、 実際にそういう人は多いのだと思う。 でも、今こそアナキズム的価値観が大切なので…
だから幸せには他者が必要だと思うのです。そして他者に幸せの条件を提供することが私の責任です。私が他者を幸せにすることはできません。誰でも自分で自分を幸せにしなければなりません。しかし他者に幸せの条件を提供することはできます。この二つは別物…
こんにちは。 おざきです。 突然ですが、「Z世代」と聞いて、あなたは具体的にイメージすることができるでしょうか? Z世代というのは、今の10代後半から20代半ばまでの人たちの世代のことです。 Z世代って、なにが流行ってるのか?とか、なにが好きなの…
贈与はすべて、「受け取ること」から始まります。 「自分はたまたま先に受け取ってしまった。だからこれを届けなければならない」 メッセンジャーはこの使命を帯びます。 だから「生きる意味」「仕事のやりがい」といった、金銭的な価値に還元できない一切の…
今月もまた浪費に浪費を重ね、金欠である。 本を買いたい!だがしかし、買うことができぬ。 うーむ。どうしたものか、 と思ったので、Kindle Unlimitedに入ってみた。 初月無料なら、今月は本を買わずに読めるではないか!ということで。 まあ、こんな茶番セ…
最近HSP関連の本や、回避性愛着障害についての本を読んだ。 回避性愛着障害~絆が稀薄な人たち~ (光文社新書) 作者:岡田 尊司 光文社 Amazon 過敏で傷つきやすい人たち (幻冬舎新書) 作者:岡田 尊司 幻冬舎 Amazon これらの本によると、 結局のところ、…
世の中ソフィストに溢れかえっている。 だいたいの人は詭弁家だし、僕もソフィスト的になっているときはある。 ソフィストにNOを突きつけた人物といえばソクラテス。 相対主義にNOを突きつけたのもソクラテス。 ソフィストはだいたいにおいて相対主義。 自分…
橘玲氏の「裏道を行け」を読んだ。 裏道を行け ディストピア世界をHACKする (講談社現代新書) 作者:橘玲 講談社 Amazon 講談社現代新書とは思えないキャッチーな表紙。 二十代にとって関係あるのは恋愛の章と依存症の章だろうと思う。 僕はあんまり金融…
僕にはそれほどの才能はない。音楽をやるのはすごく楽しい。けどさ、それで飯は食えないよ。何かをうまくやることと、何かを本当にクリエイトすることのあいだには、大きな違いがあるんだ。 アフターダークより引用 アフターダーク (講談社文庫) 作者:村上春…
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春e-book) 作者:鈴木 忠平 文藝春秋 Amazon 僕の世代で落合を知っている人はどれくらいいるだろうか。 僕はちょうど野球少年だったころに落合が監督をしていた。 強い野球チームと言われると、真っ先に思い…